コレクション展「若林 奮 新収蔵作品」が、神奈川県立近代美術館 葉山にて、2021年4月24日(土)から9月5日(日)まで開催される。彫刻家・若林奮の創作の軌跡若林奮《自分の方に向かう犬 Ⅱ》(部分) 1997年 木、油絵具 神奈川県立近代美術館蔵(河合コレクション) Photo by Tadasu Yamamoto若林奮《自分の方に向かう犬 Ⅱ》(部分) 1997年 木、油絵具 神奈川県立近代美術館蔵(河合コレクション) Photo by Tadasu Yamamoto若林奮は、日本の戦後を代表する彫刻家だ。コレクション展「若林 奮 新収蔵作品」では、2020年度に神奈川県立近代美術館が新たに収蔵した若林作品を公開し、人間が自然といかにして向き合うかを問い続けた創作の軌跡を紹介する。初期から晩年までの創作若林奮《中に犬 IV》1968年 鉄 神奈川県立近代美術館蔵(河合コレクション) Photo by Tadasu Yamamoto若林奮《中に犬 IV》1968年 鉄 神奈川県立近代美術館蔵(河合コレクション) Photo by Tadasu Yamamoto本展では、若林が初期から晩年に至るまで手がけてきた、彫刻や素描・版画などを展示。《中に犬 IV》といった鉄の作品から、《自分の方に向かう犬 II》などの木彫、ステンレススチールを取り入れた《燃える飛行機の煙の軌跡(10×10 VII)》 、そして《Sulphur Drawing No.5》 などの素描まで多彩な作品を公開する。若林奮《Sulphur Drawing No.5》1990年 硫黄、グアッシュ、木炭、紙 神奈川県立近代美術館蔵(河合コレクション) Photo by Tadasu Yamamoto若林奮《Sulphur Drawing No.5》1990年 硫黄、グアッシュ、木炭、紙 神奈川県立近代美術館蔵(河合コレクション) Photo by Tadasu Yamamotoこれらの作品からは、1960年代に鉄の彫刻家として注目された若林が、銅や鉛、木、硫黄などの多彩な素材を取り入れつつ思索を深め、ついには大気や水、光をも彫刻に取り込んでいった創作の展開を見て取ることができそうだ。手製の年賀状も若林奮《1965年 年賀状》1964年 版画、紙 神奈川県立近代美術館蔵(河合コレクション)若林奮《1965年 年賀状》1964年 版画、紙 神奈川県立近代美術館蔵(河合コレクション)また、会場では、若林による貴重な手製年賀状も展示。1955年から2002年までに制作された年賀状は、木版やフロッタージュ、手彩色が施されている。小さな紙面のなかに広がる豊かなイメージを楽しめるばかりでなく、当時の作品との関連を垣間見ることもできるだろう。展覧会概要コレクション展「若林 奮 新収蔵作品」
会期:2021年4月24日(土)〜9月5日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山 展示室1
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(5月3日(月・祝)、8月9日(月・振替休日)は開館)
観覧料:一般 250円、20歳未満・学生 150円、65歳以上100円、高校生 100円
※中学生以下、障害者手帳等などの所持者(介助者原則1名含む)は無料
※同時開催の企画展の観覧券で、同日に限りコレクション展を観覧可
※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:5月2日(日)、6月6日(日)、7月4日(日)、8月1日(日)、9月5日(日))は、18歳未満の子ども連れの家族は割引料金(65歳以上のぞく)で観覧可
※その他の割引に関しては問い合わせのこと
※内容は変更となる場合あり(最新情報と来館に際しての注意については、美術館ウェブサイトにて確認)

■同時開催
企画展「」
会期:2021年4月24日(土)〜9月5日(日)

【問い合わせ先】
神奈川県立近代美術館 葉山
TEL:046-875-2800 (代表)