「犬に目薬、どうしても無理!」そんな時に試したい5つの方法
愛犬の目の治療やケアで目薬が必要なのに、「どうしても嫌がる」「暴れて噛むので無理…」と悩んでいませんか?
大切な愛犬の目のために目薬をさしてあげたいのに、嫌がられると飼い主さんとしても心が痛みますよね。しかし、目薬ができないままだと、症状が悪化してしまう可能性もあります。
この記事では、犬に目薬をさすのが難しいと感じている飼い主さんのために、ストレスを減らして目薬を成功させるための5つの方法を分かりやすく解説します。
1. 嫌なことと結びつけない!目薬を「良いこと」にする
犬が目薬を嫌がるのは、過去に怖い思いをした経験や、突然顔を触られることへの警戒心からくることが多いです。
ご褒美をセットにする: 目薬をさす前や後に、大好きなおやつをあげてみましょう。「目薬=美味しいおやつがもらえる」と犬に学習させることで、目薬への抵抗感を減らすことができます。
褒めまくる: 目薬をさすことができたら、たくさん褒めてあげましょう。明るい声で「えらいね!」と褒め、優しく撫でてあげることで、犬は安心感を覚えます。
2. 力ずくではなく、正しい方法と姿勢を身につける
力ずくで押さえつけると、犬はさらに抵抗しますし、ストレスも大きくなります。犬がリラックスできる体勢で目薬をさす方法を試してみましょう。
抱っこしてさす: 小さめの犬(トイプードルなど)なら、飼い主さんの膝の上に抱っこしてさすのが効果的です。犬を背中合わせにして抱っこし、顔を自分の体で固定するような体勢にすると、動きにくくなります。
横向きに寝かせてさす: 犬を横向きに寝かせ、首の後ろに腕を回して優しく固定します。そのまま目頭に目薬を垂らすと、犬が抵抗しにくくなります。
3. 目薬をさすタイミングを工夫する
犬が目薬を嫌がるなら、寝てる時やウトウトしている時を狙うのも一つの手です。
寝てる時: 犬がぐっすり寝てる時に、そっと目薬をさしてみましょう。起きる前にさすことができれば、ストレスをほとんど与えずに済みます。
リラックスしている時: 散歩の後や、ごはんを食べた後など、犬がリラックスしている時を狙ってさすのも良い方法です。
4. 複数人で協力する
どうしても一人で目薬をさすのが難しい場合は、ご家族や友人に手伝ってもらいましょう。
一人が犬を優しく抱っこして体を固定し、もう一人が目薬をさす役割を分担すれば、犬の抵抗を最小限に抑えることができます。
5. 目薬のタイプや道具を変えてみる
目薬を液体のまま垂らすのが難しい場合は、スプレータイプの目薬(眼科医に相談が必要です)や、点眼を補助する道具を活用してみるのも良いでしょう。
また、動物病院によっては、飲み薬で対応できる場合もあります。どうしても目薬が無理な場合は、獣医師に相談して別の治療法がないか尋ねてみましょう。
まとめ:「無理」と諦めずに、愛犬に合った方法を見つけよう
犬に目薬をさすのが難しいと感じるのは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、「無理だ」と諦めず、愛犬に合った方法を根気よく探していくことです。もし、どうしても難しい場合は、獣医師に相談して、正しい方法や代替案を教えてもらうのが一番です。