「好き」と「愛してる」の違いって何?恋愛の悩みを解き明かす感情の心理学
「この気持ちって、『好き』なのかな?それとも『愛してる』なのかな?」
恋愛をしていると、そんなふうに自分の感情が分からなくなる瞬間ってありますよね。言葉ではうまく説明できない、「好き」と「愛してる」の違い。
この二つの感情は、一体何が違うのでしょうか?
この記事では、好きと愛してるの心理的な違いを分かりやすく解説します。
「好き」は「好き」のままでもいい?二つの感情の大きな違い
まず大前提として、「好き」と「愛してる」は、どちらが優れているというわけではありません。それぞれが恋愛において大切な感情です。
「好き」
「好き」という感情は、相手の魅力的な部分に惹かれる気持ちです。例えば、「顔が好き」「声が好き」「一緒にいて楽しいから好き」といったように、特定の理由や条件が伴うことが多いです。
「片思い」の段階で抱く感情も、この「好き」の気持ちに当てはまります。
「愛してる」
一方、「愛してる」という感情は、相手のすべてを受け入れ、守りたいという強い愛情です。良いところも悪いところも、すべてひっくるめて相手を大切にしたいという気持ち。
「好き」から「愛してる」に変わる時は、相手の欠点や弱点も「愛おしい」と感じるようになったときかもしれません。
つまり、「好き」が相手の「部分」に惹かれる感情だとすると、「愛してる」は相手の「存在全体」を大切に思う気持ちだと言えるでしょう。
「恋」と「愛」の違いは?もう一つの感情の定義
「好き」と「愛してる」の違いと合わせて、「恋」と「愛」の違いも見ていきましょう。
恋: 「恋」は、情熱的で、自己中心的になりやすい感情です。「もっと自分のことを見てほしい」「相手を独占したい」といった気持ちが強く、不安定で燃え上がるような感情です。
愛: 「愛」は、相手を思いやる気持ちや、育む気持ちが含まれる感情です。相手の幸せを心から願い、自分のことよりも相手のことを優先したいと感じる、安定的で穏やかな感情です。
「恋」と「愛」の違いも、「好き」と「愛してる」の違いと同じように、「好き」という情熱的な感情から、「愛」という深い愛情へと変化していくものだと考えられます。
まとめ:大切なのは、自分の気持ちに正直になること
好きも愛も、どちらも素晴らしい感情です。大切なのは、言葉の定義に囚われすぎず、ご自身の気持ちを深く見つめることです。
もし今あなたが結婚を考えているなら、相手への愛情がどんなものなのか、改めて考えてみる良い機会かもしれません。
あなたの恋愛が、これからも幸せでありますように。