布団に入っても体が温まらない…その冷え、どうにかしたい!


寒い季節、せっかく温かい布団に入ったのに、なかなか体が温まらない…特に手足が冷たくて眠れない、といった経験はありませんか? 「もしかして、体調が悪いのかな?」「このままじゃ風邪をひいてしまうかも」と不安になりますよね。

布団に入っても体が温まらないのには、いくつかの理由が考えられます。今回はその原因を探りながら、ご自宅でできる効果的な対策を詳しくご紹介していきます。


1. なぜ布団に入っても体が温まらないの?

体が温まらないと感じる原因は、大きく分けて「体側の問題」と「布団側の問題」の二つが考えられます。

体側の問題:あなたの体が冷えているのかも?

  • 冷え性: 最も一般的な原因です。特に女性に多く見られ、手足の末端の血行が悪く、冷えを感じやすい状態です。自律神経の乱れや筋肉量の少なさが影響していることがあります。

  • 血行不良: 長時間同じ姿勢でいることや運動不足、ストレス、冷たい飲食物の摂取などが原因で、全身の血の巡りが悪くなっている可能性があります。

  • 低体温: 平熱が低い方は、体が温まるまでに時間がかかったり、冷えを感じやすかったりします。

  • 自律神経の乱れ: ストレスや不規則な生活により自律神経が乱れると、体温調節がうまくできなくなり、冷えを感じることがあります。

  • 体調不良・病気: 甲状腺機能低下症や貧血など、特定の病気が原因で冷えを感じることもあります。もし冷え以外の症状も気になる場合は、医療機関への相談も検討しましょう。

布団側の問題:布団の性能や使い方は大丈夫?

  • 布団の保温性が低い: 使っている布団が薄すぎたり、保温性に劣る素材だったりすると、体の熱を逃がしてしまい、温まりにくいことがあります。

  • 布団の量が足りない・多すぎる: 薄すぎる布団では熱が逃げ、逆に重すぎる布団は体を圧迫して血行を阻害し、かえって冷えを感じる場合があります。

  • 敷布団が冷たい: フローリングに直接敷布団を敷いている場合や、敷布団自体の断熱性が低いと、床からの冷気が伝わってきて、体が温まりにくい原因になります。

  • 寝具と体の間に隙間がある: 掛け布団と体の間に隙間があると、そこから冷気が入り込み、温かさが逃げてしまいます。


2. 布団に入っても体が温まらない時の対策

ここからは、具体的な対策をご紹介します。体側と布団側の両面からアプローチして、快適な眠りを目指しましょう。

体を温める工夫

  1. 入浴で体を芯から温める:

    • 寝る1~2時間前を目安に、38~40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりと浸かりましょう。

    • 全身浴で体を芯から温めることで、湯冷めしにくくなります。

  2. 軽い運動で血行促進:

    • 寝る前に軽いストレッチや足首回し、屈伸運動などを行うことで、血行が促進され、体が温まりやすくなります。

    • 日中のウォーキングなど、適度な運動習慣を持つことも大切です。

  3. 温かい飲み物で内側から温める:

    • 寝る前に白湯やノンカフェインのハーブティー、ホットミルクなどを飲むと、体が内側から温まります。

    • カフェインを含むものやアルコールは、入眠を妨げる可能性があるので避けましょう。

  4. 食事内容を見直す:

    • 体を温める食材(根菜類、生姜、にんにく、唐辛子など)を積極的に取り入れましょう。

    • 温かい料理を中心に摂ることも効果的です。

  5. ツボ押しやマッサージ:

    • 足裏やふくらはぎをマッサージしたり、血行促進効果のあるツボ(三陰交、湧泉など)を刺激したりするのもおすすめです。

  6. 靴下やレッグウォーマーの活用:

    • 寝る時に締め付けの少ないゆったりとした靴下やレッグウォーマーを履くことで、足の冷えを防げます。

    • ただし、締め付けが強いものはかえって血行を悪くするので注意しましょう。

布団を温める工夫

  1. 就寝前に布団を温める:

    • 電気毛布や電気敷き毛布: 寝る30分~1時間前に電源を入れて布団を温めておくと、入った瞬間のヒヤッと感がなくなり、快適に眠りに入れます。寝る時には電源を切るか、弱設定にしましょう。

    • 湯たんぽ: 足元に置いておくと、じんわりと温かさが伝わり、足の冷え対策に有効です。低温やけどに注意し、タオルで包んで使用しましょう。

    • 布団乾燥機: 布団全体を温め、乾燥させることで、ふんわりと温かい状態になります。湿気も除去できるので、快適性もアップします。

  2. 寝具の選び方を見直す:

    • 保温性の高い掛け布団: 羽毛布団や真綿布団など、空気を含んで保温性の高い素材を選びましょう。

    • 敷布団の下に断熱材やマット: 床からの冷気を遮断するために、敷布団の下に断熱シートやウレタンマットなどを敷くのがおすすめです。

    • 保温性の高い敷きパッド: フリースやフランネル素材など、保温性の高い敷きパッドを使用すると、寝返りを打っても温かさが保たれます。

    • 毛布の使い方: 羽毛布団の上に毛布をかけると、羽毛のふくらみを潰して保温性を損なうことがあります。毛布は体の内側に、掛け布団は外側にするのが効果的です。

  3. 寝室の環境を整える:

    • 室温の調整: 寝室全体が冷え込んでいると、布団に入っても体が冷えやすいです。適切な室温(16〜20℃程度が目安)を保ちましょう。

    • 隙間風対策: 窓の隙間から冷気が入らないよう、厚手のカーテンを閉めたり、隙間テープを利用したりするのも有効です。


まとめ

布団に入っても体が温まらない原因は様々ですが、血行不良や冷え性といった体側の問題と、布団の保温性や使い方といった寝具側の問題の両面からアプローチすることで、改善が期待できます。

今回ご紹介した対策の中から、ご自身の状況に合ったものをいくつか試してみてくださいね。体を芯から温めて、快適な眠りを手に入れ、心身ともにリラックスした状態で冬を乗り切りましょう。

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