もう乾燥肌に悩まない!保湿力アップのための正しい化粧水と乳液の使い方
「化粧水をたっぷりつけているのに、なんだか肌がカサカサする…」「乳液をつけても乾燥が気になる…」そんな風に感じていませんか? もしかしたら、そのスキンケア、少しだけもったいない使い方をしているかもしれません。
化粧水と乳液は、スキンケアの基本中の基本。正しく使うことで、その効果は驚くほどアップし、潤いのあるもっちりとした肌を手に入れることができます。
この記事では、乾燥肌に悩むあなたのために、今日からできる「化粧水と乳液の正しい使い方」を徹底解説します。正しいスキンケアの順番や、ワンランク上のテクニックまで、分かりやすくお伝えします。
なぜ、正しい順番と使い方が大切なの?
スキンケアアイテムには、それぞれ役割があります。化粧水は「水分補給」が主な役割。そして、乳液は「油分で蓋をする」役割を担っています。
もし、この順番を間違えるとどうなるでしょうか?
乳液を先に使うと…:油分が先に肌を覆ってしまい、その後に使う化粧水の水分が肌に浸透しにくくなってしまいます。
化粧水だけで終わると…:せっかく補給した水分が蒸発してしまい、乾燥が進んでしまうことも。
肌の潤いをしっかりキープするためには、**「水分を与えて、油分で蓋をする」**という正しいステップが不可欠なのです。
【ステップ1】化粧水の正しい使い方
化粧水は、ただ顔につけるだけでなく、肌にしっかりと水分を届けることが大切です。
1. 使用量の目安を守る
化粧水はケチらず、メーカーが推奨する量を使いましょう。一般的には、500円玉大〜100円玉大が目安です。量が少ないと、肌の隅々まで潤いを届けることができません。
2. 手のひらで優しくなじませる
コットンを使う方法もありますが、手のひらで温めてから顔につけるのがおすすめです。手の温度で化粧水が温まり、肌になじみやすくなります。
3. 「ハンドプレス」で浸透力を高める
化粧水を顔全体になじませたら、手のひらで顔全体を優しく包み込み、数秒間押さえましょう。この「ハンドプレス」によって、化粧水の成分がより深く、肌の角質層まで浸透しやすくなります。
4. 乾燥しやすい部分は「重ねづけ」
目元や口元など、特に乾燥が気になる部分には、もう一度少量の化粧水を重ねづけしましょう。
【ステップ2】乳液の正しい使い方
乳液は、化粧水で補給した潤いを逃がさないための重要な役割を担います。
1. 使用量は少なすぎず、多すぎず
乳液も、化粧水と同様に推奨量を守ることが大切です。量が少なすぎると十分な蓋ができず、多すぎるとベタつきの原因になります。
2. 顔の中心から外側へ優しく広げる
手のひらに取った乳液を、おでこ、頬、鼻、あごの5箇所に置きます。顔の中心から外側に向かって、指の腹を使って優しく伸ばしていきましょう。
3. ベタつきが気になる場合は…
「乳液はベタつくから苦手…」という方もいるかもしれません。その場合は、化粧水後の水分がまだ肌に残っているうちに乳液をなじませると、スーッと肌に入りやすくなります。
【ワンランク上のテクニック】朝と夜で使い分ける
さらに保湿力を高めたいなら、朝と夜でケアを使い分けるのがおすすめです。
朝のスキンケア:乳液の代わりに、日中の紫外線や乾燥から肌を守ってくれる「UVカット効果のある乳液」を使うのがおすすめです。
夜のスキンケア:化粧水でたっぷり水分を与えた後、乳液をしっかりと使い、乾燥が気になる場合はさらにクリームを重ねて、潤いを閉じ込めましょう。
まとめ:正しいスキンケアで「美肌」への近道を
化粧水と乳液の正しい使い方をマスターすれば、毎日のお手入れの効果がぐんとアップし、乾燥知らずの潤い肌をキープできます。
化粧水:たっぷり使って「水分補給」と「ハンドプレス」
乳液:顔全体に優しく広げて「蓋をする」
この基本ステップを今日から実践してみてください。きっと、鏡を見るのが楽しくなるはずです!