顔の赤みを抑えるメイク術|赤ら顔を自然にカバーするベースメイクのコツ
鏡を見るたびに「頬の赤みが気になる」「ファンデを塗っても赤みが透ける」…そんな悩みを抱えていませんか?
顔の赤みは、ニキビ跡・敏感肌・乾燥・血行不良など、さまざまな原因で起こります。
でも、メイクの工夫次第で自然に赤みをカバーして透明感のある肌に見せることができます。
この記事では、顔の赤みを抑えるメイク方法を、下地選びからファンデーション・仕上げテクまで丁寧に解説します。
顔の赤みの主な原因を知ろう
赤みを隠すには、まず原因を理解することが大切です。原因によって最適なベースメイクが変わります。
| 原因 | 特徴 | 対策 |
|---|---|---|
| 敏感肌・乾燥 | 頬や口周りが赤くなりやすい | 保湿力の高い下地を使用 |
| ニキビ・炎症 | 小鼻・あご・頬に赤み | カバー力のあるコンシーラーで部分隠し |
| 血行過多・酒さ | 顔全体が火照ったように赤い | グリーン系のコントロールカラーを使用 |
ステップ①|赤みを消すカラー下地の選び方
赤みを抑えるには、**色補正効果のある下地(コントロールカラー)**が鍵。
特におすすめは「グリーン系」「ブルー系」「イエロー系」です。
● グリーン系下地
最も定番。
顔全体の赤みを中和して透明感のある肌に整えます。
→ 頬・小鼻など赤みが強い部分に部分使いが◎。
● ブルー系下地
赤みだけでなくくすみも同時にカバー。
白浮きしにくく、涼しげな肌トーンに整えます。
● イエロー系下地
血色感を保ちつつ健康的なトーン補正が可能。
顔全体のトーンを均一にしたい方におすすめです。
💡 ポイント: 下地は「顔全体に厚塗りしない」。赤みが強い箇所にだけ重ねると自然な仕上がりになります。
ステップ②|ファンデーションで均一肌に整える
下地で赤みを抑えたら、ファンデーションでトーンを整えましょう。
● リキッドファンデーション
保湿力とカバー力のバランスが良く、乾燥や刺激に弱い肌にも◎。
スポンジで「叩き込むように」塗ると密着度が上がります。
● クッションファンデ
時短メイクに最適。軽やかでナチュラルなツヤ感を演出できます。
ただし、赤みが強い人はカバー力の高いタイプを選びましょう。
● ミネラルファンデーション
敏感肌・赤ら顔の方におすすめ。
肌への負担が少なく、石けんで落とせるものも多いです。
💡 選ぶときのポイント: 「ピンク系」よりも「ベージュ系・オークル系」の色味を選ぶと、赤みが悪目立ちしません。
ステップ③|コンシーラーでピンポイントカバー
頬や鼻周りなど、赤みが強い部分にはコンシーラーを部分使いします。
おすすめは以下のタイプです。
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グリーンコンシーラー:強い赤みを中和
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イエローベージュ系:ニキビ跡や小鼻周りに
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スティックタイプ:密着度が高く、ヨレにくい
指で軽くトントンと叩き込むように馴染ませると、自然な仕上がりになります。
ステップ④|フェイスパウダーで仕上げて崩れ防止
最後にフェイスパウダーでメイクを固定します。
皮脂や汗で赤みが再び浮かないよう、さらっとした質感のルースパウダーが最適です。
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トーンアップパウダー:透明感をプラス
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ミネラルパウダー:肌負担を最小限に
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微粒子タイプ:毛穴カバー効果も高い
顔全体ではなく、Tゾーンや頬だけ軽くのせるのがコツです。
ステップ⑤|チーク・リップで血色バランスを整える
赤みが気になるからといって、チークを全く使わないと顔色が悪く見えてしまいます。
コーラル・ベージュ系チークでほんのり血色感を出すと、ナチュラルで健康的な印象に。
リップも同様に、青みピンクよりオレンジ・ベージュ系を選ぶと赤みが強調されません。
メイク前のスキンケアも大事!
どんなに上手にメイクしても、肌が乾燥していると赤みは悪化します。
以下のケアを心がけましょう。
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洗顔後すぐに化粧水で保湿
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敏感肌用の低刺激スキンケアを使用
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朝の保湿後は5分ほど置いてからメイク開始
これだけでベースの密着度が大きく変わります。
まとめ|赤みを活かしつつ“透明感肌”を目指そう
顔の赤みを完全に消すよりも、自然に調整して透明感を出すメイクが今のトレンド。
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グリーン下地で赤みを抑える
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ベージュ系ファンデで均一に整える
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コンシーラーで部分カバー
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フェイスパウダーで崩れ防止
この4ステップで、赤ら顔でも素肌っぽくナチュラルに仕上がります。
赤み肌=コンプレックスではなく、魅力に変えられる時代。
あなたの肌色に合ったメイク術で、自信の持てる肌印象を手に入れましょう。